CINRA magazine

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cinra magazine vol.17
特集
特集:たのしい批評
「批評」って、字面からして面倒くさい。
ほとんどの人はそう思うだろうし、「批評」とよばれるものは
実際に面倒くさいものが多いんじゃないかと 思う。
「勉強してから来い」というスタンスが、
「批評」という言葉に悪いイメージをつけてしまっている ことは間違いなくて、
そんな現状に「何か違うよね」と思ったのが、この特集のきっかけだった。
問題児、鹿野淳のジャーナリズム
問題児、鹿野淳のジャーナリズム
鹿野淳という人は、ロック雑誌として確固たる地位を築いていた「ROCKIN'ON JAPAN」で、浜崎あゆみの特集を組んでしまった人だ。読者からの大反発も恐れず、自分が見据えたコンセプトを貫き通す彼は、分かりやすく言えば「問題児」であり、そのため批判されることも多い。そんな問題児、鹿野淳はロッキング・オンを退社後、自ら会社を興して音楽雑誌「MUSICA」を創刊した。果たして今度は何を目論んでいるのだろうか?
木村覚インタビュー
木村覚インタビュー 「批評するなら恋をせよ」
ダンスを中心に批評活動を行っている木村覚氏は、オーラル・クリティック・マガジン「ベクトルズ」への参加や、観客と批評家がダンサーを前にして批評をする「関係者全員参加!ダンスクリティーク」など、ちょっと変わったアプローチで批評と向き合っている。批評についてのお話が、いつしか恋愛の真髄に…。はたして恋と批評の関係とは!? 女子も男子も必読の、恋愛力向上批評論。
インディペンデントマガジンの逆襲
インディペンデントマガジンの逆襲
誰かに強いられたわけではない。お金持ちになれるわけでもない。いやむしろ、身銭を切ることだってあるようだ。それでも雑誌を作ろうとするインディペンデントマガジンの作り手たち。彼らを突き動かすものってなんだろうか? いま読んでおきたい8誌に、お話を伺ってきた。
nu/HB/Review House/AFTERHOURS/Sweet Dreams/PLANETS/MAG FOR EARS/MASSAGE
インタラクティブンガク/アートレース
インタラクティブンガク/アートレース 文:幾代沙緒里
気がついたら、ゼロ年代もあと2年で終わってしまい、次はどうあがいても10年代がやってくる。某雑誌の編集後記では「次の10年のムーブメントを決める芽は、すでに3年前から出始めている」と語られ、だとしたら2007年はそのちょうど「3年前」であった。ということで、2007年に話題になった作品群を「たのしく批評」してみます。
その日ぼくが見た、インディーロックの「旅」について
その日ぼくが見た、インディーロックの「旅」について 文:神保勇揮
2008年2月11日、高円寺クラブライナーで開催されたイベント「KOUENJI R&R PANIC!VOL.13 〜GREAT R&R JOURNEY〜」。ARTLESS NOTE、マヒルノ、ヨルズインザスカイ、THE NOVEMVERS、MEAT EATERSの5バンドが出演したそのイベントには、どんな魅力があったのか。渾身のイベントレポート!
頂上番組対談:あ○のりメンバー×しゃべ○場メンバー
頂上番組対談:あ○のりメンバー×しゃべ○場メンバー
数多あるテレビ番組の中で、最も「ヤラセじゃん」で片付けられやすい番組、恋愛成就バラエティ『あいのり』と青春の苦悩バトル『しゃべり場』。その2番組の出演者が一同に集い、テレビ番組のヤラセについて議論を交わす機会を設けた。ピンクのラブワゴンがNHK前に横付けされた。テレビ批評に対する鬱憤が、止まぬ議論を呼ぶ!
愛情たっぷりヘビメタ批評
愛情たっぷりヘビメタ批評
「ヘビメタなんてうるさいだけでしょ?」
好きじゃない人からすれば、ヘビメタなんて暴走族とさほど変わらずただの「騒音」。だがしかし、物事の真実と価値を伝える「批評」はそんな偏見を正してくれる、はずだ。ヘビメタをこよなく愛し、ロック雑誌にも寄稿しているたけだ氏のヘビメタレビューは、女子大生の偏見を解きほぐすことができるのか!?
レビュー:SLAYER、METALLICA、IRON MAIDEN、HELLOWEEN、OZZY OSBOURNE
批評のオルタナティブ
批評のオルタナティブ
既存の批評ってなんだか敷居が高い。作品の魅力や欠点を、もっと楽しく、わかりやすく理解できる方法はないのだろうか? 本特集の最後に、そんなワガママな要望に応えるオルタナティブな批評の試みを紹介したい。
『<電通>文学にまみれて』渡部直己、「文芸漫談」いとうせいこう×奥泉光、「日本美術応援団」赤瀬川原平×山下裕二、オーラル・クリティック・マガジン「ベクトルズ」
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特集2
CINRA ARTICLES
CINRA MAGAZINE連載&読み切りコンテンツ!
巨匠ism 
〜余は如何にしてクリエイターとなりし乎〜
第1回 榎本俊二先生
巨匠ism 
〜余は如何にしてクリエイターとなりし乎〜
第1回 榎本俊二先生
どんなビッグネームでも、それなりの修行時代を経て現在に至っているはず。本連載は、各界の巨匠たちをゲストに招き、デビュー前夜から「オレ流(巨匠ism)」を築き上げるまでの苦労話を、セキララに語っていただこうという新企画。第1回目のゲストは、形而上ギャグマンガ『ムーたち』で注目される榎本俊二先生。一度は映画の世界を志したというけれど、なんでまたマンガ家に?
「フジワラノリ化」論
「フジワラノリ化」論
−必要以上に見かける気がする、あの人の決定的論考− 第1回 渡辺満里奈
文:たけだひろかず

あなたは藤原紀香の代表作を答えられますか? ですよね、答えられませんよね。
この芸能人、必要以上に見かけるなあ、そういう存在を「フジワラノリ化」と名付けることとした。いつの間にか確固たる存在へ至ったその理由を徹底的に論じてみようと。第1回は渡辺満里奈。ただひたすらに10000字、なさそうでなかった渡辺満里奈の初・決定的論考。

ツクルの実験室 vol.01 
「スーパーのチラシをリ・デザイン!」
ツクルの実験室 vol.01
「スーパーのチラシをリ・デザイン!」
「デザインの魅力を伝えよう!」というコンセプトの元に立ち上がった連載企画「ツクルの実験室」。みなさんの身の回りに溢れているデザインを、ちょっと意識して見つめてみれば、そこには意外な面白さが隠れています。例えばほら、今読んでるこの文字。他に比べてちょっと、頭良さそうじゃないですか? デザインを見る楽しさに目覚めた瞬間、視界の中はパラダイス。生きてて良かった!って思えるような、素敵な出会いが目の前のどこかに転がっているかもしれません!!
ARTIST toDAY 「ぐしゃ人間」
ARTIST toDAY 「ぐしゃ人間」
アーティストの一日をドキュメントする連載企画「ARTIST toDAY」。今回は、少年性と少女性、狂気と情念、そしてユーモアで彩られた独自の音を鳴り響かせ、現在インディーズシーンで旋風を巻き起こしている三人組美少女ロックバンド・ぐしゃ人間。気取った客への暴言、モッシュで暴れる猛者達に飛び蹴り。果てはその可愛らしいルックスを悪用し、正体を隠して地下アイドルイベントに出演。そのイベントをブチ壊すなど、数々の武勇伝を残している。
Saito Kensuke(9dw/catune) INTERVIEW
Saito Kensuke(9dw/catune) INTERVIEW
「ポストロック? 一つの時代の終わりとはじまり」
多くのムーブメントがそうだったように、2000年代の音楽シーンを席巻した「ポストロック」は今、かつての輝きを失おうとしている。そうした中、ポストロック・シーンを牽引した音楽レーベルcatuneを主宰し、自身もバンドNINE DAYS WONDERを従えてオーディエンスを熱狂させたサイトウケンスケが、新たな動きを見せはじめた。バンドを解体しソロ活動へと移行したサイトウと共に、この10年を振り返る。
モザイクの向こうもモザイクだった
モザイクの向こうもモザイクだった 文:はら
かつて見たエロ本の中には、「びっくりするほど見えまます!」といった内容のキャッチコピーや購入者の声が、見るからにいかがわしさを主張しているにもかかわらず、それが広告として紙面を割いているということは、いったいどこのだれが金を落としているのかはわからないけれど、それなりの需要があることを窺わせる、あの「モザイク除去装置」なるものの広告が必ずや挟まれていた…
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ARTIST INDEX
INTERVIEW
INTERVIEW INDEX
MIHO KANNOインタビュー
MIHO KANNOインタビュー展覧会や雑誌で気になるアーティストのプロフィールを見ると、末尾に「MIHO KANNO」というクレジットがついているのに気づきだしたのはいつからだろう。発音は『働きマン』のあの女優と変わらないが、何か関連性はあるのだろうか? そんな疑問にさらに興味を惹かれるMIHO KANNOの初インタビュー。
高橋昂也インタビュー
高橋昂也インタビュー「人間を超えるものとの対話」をテーマに制作に取り組む高橋昂也。無名の学生作家だが、その力量は侮れない。計算された構成とマチエルの美しさには、誰もが見惚れるはずだ。そして、その根幹にある思想も高橋作品の魅力である。自然、都市、人間・・・。そこにあるものから、どう感じ何を見出すのか。壮大な世界を求め進化を続ける、若き映像作家にお話をうかがった。
group_inouインタビュー
group_inouインタビューFUJI ROCK FESTIVAL '07や、METAMORPHOSE '06など主要な夏フェスにも出演し、アルバムのリリースを待ち望まれていたgroup_inou。そんな彼らが遂に、ファースト・アルバム『FAN』をリリースした。このアルバムはきっと、2008年だけでなく、2010年代の音楽シーンを語る上でも重要な作品になるだろう。MCのcpと、トラックメーカーのimaiにお話を伺った。
上野友之(劇団競泳水着)インタビュー
上野友之(劇団競泳水着)インタビュー 『第二期・トレンディードラマシリーズ三部作』と銘打たれ、今年中に三本の本公演が予定されている劇団競泳水着。CoRich舞台芸術まつり一次審査突破、王子小劇場『佐藤佐吉演劇祭』参加と、外部からの注目も高まりつつある中、かつてないほど精力的な展開を見せている。“トレンディードラマ”を自称し、月9顔負けの上質なラブストーリーを描き出す唯一無二の作風で2008年の小劇場界の話題を集める脚本・演出の上野友之さんにお話を伺った。
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ART
ART INDEX
千葉正也
千葉正也

石膏像と共に……
トーキョーワンダーサイト渋谷でのグループ展のほか、切実な可笑しみに満ちた文章でSTUDIO VOICEへの執筆経験もある千葉は、絵を描くことで生きることを突破する。

大城絢
大城絢

沼地でダンスをしてみたい
“ArtAfter the Reality"(アメリカ同時多発テロ9.11の事件以後に生まれたアート)の展覧会『AFTER THE REALITY』に参加した新世代の女性アーティスト。

榎倉冴香
榎倉冴香

鳥は絵になることで強くなる

「鳥は私にとって弱いものの象徴なのです」と作者は語れど、その視線は強く、足がすくんでしまうくらいだ。どこかに芯があるという印象を受ける絵画だ。

福永大介
福永大介

梅雨さえ負ける? 湿度の絵画
4月26日(土)まで小山登美夫ギャラリーにて個展が開催されてる福永大介は、圧倒されるほどのモチーフへの執着で鑑賞者の視線を釘付けにするアーティストだ。

松原壮志朗
松原壮志朗

MIHO KANNOのリーダー!?
寓話的モチーフに彩られた絵画は、私たちに想像力を与えてくれる。「シンプルな」美しさの裏には、複雑な事情が隠れているような気がしてしまうのだ。

万代洋輔
万代洋輔

ゴミアート最前線!
森の中をくまなく歩き回り不法投棄の現場を探し当てる。万代洋輔の最終的なアウトプットは写真だが、作品は一歩森へ入ったときから始まっていると言えるだろう。

山本修路
山本修路

アーティスト兼植木屋さんのつくる松

松を題材に作品を制作し続ける山本修路は、2008年4月に開館する十和田市現代美術館のコミッションワークに参加し、大作「松 其ノ三十二」に挑んでいる。

COBRA
千葉正也

名プロデューサー“COBRA”
映像美だけが作品だと思うべからず。彼は自分自身をも作品化すると名言することを厭わない。作品か? 作家か? という二元論ではなく「作家が作品」と言い切る潔さ。

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MUSIC
MUSIC INDEX
group_inou
group_inou

2つの才能が打ち立てた、00年代の金字塔

トラックメーカーimaiと、MCのcpからなるユニット。フジロック'07やMetamorphose'06など夏フェスにも出演。今最も熱い「LIVE」を魅せてくれるグループだ。08年4月に待望の1stアルバム『FAN』を発売。

FLUID
FLUID

革命児再び 真のオルナタティブがここに!

京都の音楽祭「ボロフェスタ」の運営に関わるなど、京都を中心に全国のオルタナティブなシーンをにぎやかす3人組。04年に衝撃の1stアルバムを発表し、今年は待望の2ndアルバムをリリース予定!

nenem
nenem

都会の夜に風のような流線ミュージック

それぞれ別のバンドで活躍する5人によるインストバンド。今年は結成6年越しとなるファーストアルバムのリリース、春の渚音楽祭出演と精力的な活動が続きそうだ。

蓮沼執太 | Shuta Hasunuma
蓮沼執太 | Shuta Hasunuma

表現しがたい喜びを写しとる 才能ある音楽家

1983年生まれ。アメリカのレーベルからデビューした後、07年には国内の重要レーベルPROGRESSIVE FOrMから3rdアルバムを発表。08年夏には HEADZ より4枚目のアルバムを発表予定など、意欲的に活動中。

miimo
miimo

有名ミュージシャンによるダブの新解釈!

レピッシュ、宮沢和史バンドのtatsu(ベース)、音響フィールドで活躍する町田良夫(スティールパン)、plot.こと佐治宣英(ドラム)によるエレ&アコ・ハイブリッド・グルーブ。

乍東十四雄
乍東十四雄

期待の若手バンド登場 全員伊豆で実家暮らし!
2004年に伊豆で結成された4人組バンド。「さとうとしお」と読む。こんなにキラキラと眩しいロックバンドは久しぶりです。収録曲以外にも名曲が沢山ありますので、Myspaceなどでどうぞ。
"愛さずにはいられない!

Luminous Orange
Luminous Orange

やっぱりルミナスは凄かった

90年代に世界のオルタナティブなロック・シーンと対峙できた数少ない国内バンド。その最新作は、彼らのサウンドが時代に左右されない完成されたポップ・ミュージックであること証明している。

9dw
9dw

待ちわびた!時代を動かす才能が再点火

エモやポストロック界隈で絶大な人気を誇ったNINE DAYS WONDER。昨年からサイトウケンスケのソロ活動「9dw」へと移行し、5年半ぶりとなる3rdアルバムをリリースする。

folk squat
folk squat

静かに流れていく その優しさを掴まえて

洋楽リスナー層を中心に支持を集めている二人組宅録ユニット。普遍的なポップソングと最新のサウンドを兼備え、08年3月に4thアルバムをリリース。nhhmbaseらとレーベルメイトでもある。

circe
circe

マリンバ含む3人組が 音楽旅行へエスコート

2004年に結成された、ギター・ドラム・マリンバという特殊な編成のインストバンド。自主制作ながら非常に優れた音源を完成させ、その存在も徐々に浸透中。渋谷7th floorにて隔月でイベント主催中。

ときめき☆ジャンボジャンボ
ときめき☆ジャンボジャンボ

ユーモア溢れるドラマチックなプログレバンド

2005年に関西で結成された3ピース&pianoの4人組インストロックバンド。プログレとポップミュージックのブレンド具合が絶妙。変拍子を交えたドラマチックな楽曲展開がスリリングです。

Pq
Pq

天才的おバカバンド

2005年に結成された4人組ジャンクポップバンド。本誌6号で紹介したkotorikickが前身バンド。CRJチャート1位を獲得した他、PANICSMILE吉田肇氏からも絶賛され、徐々にその才能が世に認められつつある?

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MOVIE
MOVIE LIST
高橋昂也
高橋昂也

壮大な世界を求めて 若き実力派映像作家

1985年愛知県生まれ。「人間を超えるものとの対話」をテーマに、宗教的、原始的なものをモチーフに取り入れた映像作品を制作している。愛知県立芸術大学在学中。

中村智道
中村智道

圧倒的な奥行き シュールな世界に注目せよ

独学でアニメーション制作を始める。初監督作品『ぼくのまち』にて、イメージフォーラム・フェスティバル2007奨励賞受賞。バンクーバー国際映画祭などでも上映される。現在、2作目を制作中。

青春組立式キット/井村征爾
青春組立式キット/井村征爾

わかりやすく、誰もが共感できる映画

夢、恋、友情…使い古されたけど決して朽ちることない青春のパーツを、独自の接着剤で組み立てるというスタイルで短編映画を制作。代表作に『蹴る女』(2005)『サイクリングヤング』(2006)等。

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特集
特集:たのしい批評
「批評」って、字面からして面倒くさい。
ほとんどの人はそう思うだろうし、「批評」とよばれるものは
実際に面倒くさいものが多いんじゃないかと 思う。
「勉強してから来い」というスタンスが、
「批評」という言葉に悪いイメージをつけてしまっている ことは間違いなくて、
そんな現状に「何か違うよね」と思ったのが、この特集のきっかけだった。
問題児、鹿野淳のジャーナリズム
問題児、鹿野淳のジャーナリズム
鹿野淳という人は、ロック雑誌として確固たる地位を築いていた「ROCKIN'ON JAPAN」で、浜崎あゆみの特集を組んでしまった人だ。読者からの大反発も恐れず、自分が見据えたコンセプトを貫き通す彼は、分かりやすく言えば「問題児」であり、そのため批判されることも多い。そんな問題児、鹿野淳はロッキング・オンを退社後、自ら会社を興して音楽雑誌「MUSICA」を創刊した。果たして今度は何を目論んでいるのだろうか?
木村覚インタビュー
木村覚インタビュー 「批評するなら恋をせよ」
ダンスを中心に批評活動を行っている木村覚氏は、オーラル・クリティック・マガジン「ベクトルズ」への参加や、観客と批評家がダンサーを前にして批評をする「関係者全員参加!ダンスクリティーク」など、ちょっと変わったアプローチで批評と向き合っている。批評についてのお話が、いつしか恋愛の真髄に…。はたして恋と批評の関係とは!? 女子も男子も必読の、恋愛力向上批評論。
インディペンデントマガジンの逆襲
インディペンデントマガジンの逆襲
誰かに強いられたわけではない。お金持ちになれるわけでもない。いやむしろ、身銭を切ることだってあるようだ。それでも雑誌を作ろうとするインディペンデントマガジンの作り手たち。彼らを突き動かすものってなんだろうか? いま読んでおきたい8誌に、お話を伺ってきた。
nu/HB/Review House/AFTERHOURS/Sweet Dreams/PLANETS/MAG FOR EARS/MASSAGE
インタラクティブンガク/アートレース
インタラクティブンガク/アートレース 文:幾代沙緒里
気がついたら、ゼロ年代もあと2年で終わってしまい、次はどうあがいても10年代がやってくる。某雑誌の編集後記では「次の10年のムーブメントを決める芽は、すでに3年前から出始めている」と語られ、だとしたら2007年はそのちょうど「3年前」であった。ということで、2007年に話題になった作品群を「たのしく批評」してみます。
その日ぼくが見た、インディーロックの「旅」について
その日ぼくが見た、インディーロックの「旅」について 文:神保勇揮
2008年2月11日、高円寺クラブライナーで開催されたイベント「KOUENJI R&R PANIC!VOL.13 〜GREAT R&R JOURNEY〜」。ARTLESS NOTE、マヒルノ、ヨルズインザスカイ、THE NOVEMVERS、MEAT EATERSの5バンドが出演したそのイベントには、どんな魅力があったのか。渾身のイベントレポート!
頂上番組対談:あ○のりメンバー×しゃべ○場メンバー
頂上番組対談:あ○のりメンバー×しゃべ○場メンバー
数多あるテレビ番組の中で、最も「ヤラセじゃん」で片付けられやすい番組、恋愛成就バラエティ『あいのり』と青春の苦悩バトル『しゃべり場』。その2番組の出演者が一同に集い、テレビ番組のヤラセについて議論を交わす機会を設けた。ピンクのラブワゴンがNHK前に横付けされた。テレビ批評に対する鬱憤が、止まぬ議論を呼ぶ!
愛情たっぷりヘビメタ批評
愛情たっぷりヘビメタ批評
「ヘビメタなんてうるさいだけでしょ?」
好きじゃない人からすれば、ヘビメタなんて暴走族とさほど変わらずただの「騒音」。だがしかし、物事の真実と価値を伝える「批評」はそんな偏見を正してくれる、はずだ。ヘビメタをこよなく愛し、ロック雑誌にも寄稿しているたけだ氏のヘビメタレビューは、女子大生の偏見を解きほぐすことができるのか!?
レビュー:SLAYER、METALLICA、IRON MAIDEN、HELLOWEEN、OZZY OSBOURNE
批評のオルタナティブ
批評のオルタナティブ
既存の批評ってなんだか敷居が高い。作品の魅力や欠点を、もっと楽しく、わかりやすく理解できる方法はないのだろうか? 本特集の最後に、そんなワガママな要望に応えるオルタナティブな批評の試みを紹介したい。
『<電通>文学にまみれて』渡部直己、「文芸漫談」いとうせいこう×奥泉光、「日本美術応援団」赤瀬川原平×山下裕二、オーラル・クリティック・マガジン「ベクトルズ」
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特集2
CINRA ARTICLES
CINRA MAGAZINE連載&読み切りコンテンツ!
巨匠ism 
〜余は如何にしてクリエイターとなりし乎〜
第1回 榎本俊二先生
巨匠ism 
〜余は如何にしてクリエイターとなりし乎〜
第1回 榎本俊二先生
どんなビッグネームでも、それなりの修行時代を経て現在に至っているはず。本連載は、各界の巨匠たちをゲストに招き、デビュー前夜から「オレ流(巨匠ism)」を築き上げるまでの苦労話を、セキララに語っていただこうという新企画。第1回目のゲストは、形而上ギャグマンガ『ムーたち』で注目される榎本俊二先生。一度は映画の世界を志したというけれど、なんでまたマンガ家に?
「フジワラノリ化」論
「フジワラノリ化」論
−必要以上に見かける気がする、あの人の決定的論考− 第1回 渡辺満里奈
文:たけだひろかず

あなたは藤原紀香の代表作を答えられますか? ですよね、答えられませんよね。
この芸能人、必要以上に見かけるなあ、そういう存在を「フジワラノリ化」と名付けることとした。いつの間にか確固たる存在へ至ったその理由を徹底的に論じてみようと。第1回は渡辺満里奈。ただひたすらに10000字、なさそうでなかった渡辺満里奈の初・決定的論考。

ツクルの実験室 vol.01 
「スーパーのチラシをリ・デザイン!」
ツクルの実験室 vol.01
「スーパーのチラシをリ・デザイン!」
「デザインの魅力を伝えよう!」というコンセプトの元に立ち上がった連載企画「ツクルの実験室」。みなさんの身の回りに溢れているデザインを、ちょっと意識して見つめてみれば、そこには意外な面白さが隠れています。例えばほら、今読んでるこの文字。他に比べてちょっと、頭良さそうじゃないですか? デザインを見る楽しさに目覚めた瞬間、視界の中はパラダイス。生きてて良かった!って思えるような、素敵な出会いが目の前のどこかに転がっているかもしれません!!
ARTIST toDAY 「ぐしゃ人間」
ARTIST toDAY 「ぐしゃ人間」
アーティストの一日をドキュメントする連載企画「ARTIST toDAY」。今回は、少年性と少女性、狂気と情念、そしてユーモアで彩られた独自の音を鳴り響かせ、現在インディーズシーンで旋風を巻き起こしている三人組美少女ロックバンド・ぐしゃ人間。気取った客への暴言、モッシュで暴れる猛者達に飛び蹴り。果てはその可愛らしいルックスを悪用し、正体を隠して地下アイドルイベントに出演。そのイベントをブチ壊すなど、数々の武勇伝を残している。
Saito Kensuke(9dw/catune) INTERVIEW
Saito Kensuke(9dw/catune) INTERVIEW
「ポストロック? 一つの時代の終わりとはじまり」
多くのムーブメントがそうだったように、2000年代の音楽シーンを席巻した「ポストロック」は今、かつての輝きを失おうとしている。そうした中、ポストロック・シーンを牽引した音楽レーベルcatuneを主宰し、自身もバンドNINE DAYS WONDERを従えてオーディエンスを熱狂させたサイトウケンスケが、新たな動きを見せはじめた。バンドを解体しソロ活動へと移行したサイトウと共に、この10年を振り返る。
モザイクの向こうもモザイクだった
モザイクの向こうもモザイクだった 文:はら
かつて見たエロ本の中には、「びっくりするほど見えまます!」といった内容のキャッチコピーや購入者の声が、見るからにいかがわしさを主張しているにもかかわらず、それが広告として紙面を割いているということは、いったいどこのだれが金を落としているのかはわからないけれど、それなりの需要があることを窺わせる、あの「モザイク除去装置」なるものの広告が必ずや挟まれていた…
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ARTIST INDEX
INTERVIEW
INTERVIEW INDEX
MIHO KANNOインタビュー
MIHO KANNOインタビュー展覧会や雑誌で気になるアーティストのプロフィールを見ると、末尾に「MIHO KANNO」というクレジットがついているのに気づきだしたのはいつからだろう。発音は『働きマン』のあの女優と変わらないが、何か関連性はあるのだろうか? そんな疑問にさらに興味を惹かれるMIHO KANNOの初インタビュー。
高橋昂也インタビュー
高橋昂也インタビュー「人間を超えるものとの対話」をテーマに制作に取り組む高橋昂也。無名の学生作家だが、その力量は侮れない。計算された構成とマチエルの美しさには、誰もが見惚れるはずだ。そして、その根幹にある思想も高橋作品の魅力である。自然、都市、人間・・・。そこにあるものから、どう感じ何を見出すのか。壮大な世界を求め進化を続ける、若き映像作家にお話をうかがった。
group_inouインタビュー
group_inouインタビューFUJI ROCK FESTIVAL '07や、METAMORPHOSE '06など主要な夏フェスにも出演し、アルバムのリリースを待ち望まれていたgroup_inou。そんな彼らが遂に、ファースト・アルバム『FAN』をリリースした。このアルバムはきっと、2008年だけでなく、2010年代の音楽シーンを語る上でも重要な作品になるだろう。MCのcpと、トラックメーカーのimaiにお話を伺った。
上野友之(劇団競泳水着)インタビュー
上野友之(劇団競泳水着)インタビュー 『第二期・トレンディードラマシリーズ三部作』と銘打たれ、今年中に三本の本公演が予定されている劇団競泳水着。CoRich舞台芸術まつり一次審査突破、王子小劇場『佐藤佐吉演劇祭』参加と、外部からの注目も高まりつつある中、かつてないほど精力的な展開を見せている。“トレンディードラマ”を自称し、月9顔負けの上質なラブストーリーを描き出す唯一無二の作風で2008年の小劇場界の話題を集める脚本・演出の上野友之さんにお話を伺った。
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ART
ART INDEX
千葉正也
千葉正也

石膏像と共に……
トーキョーワンダーサイト渋谷でのグループ展のほか、切実な可笑しみに満ちた文章でSTUDIO VOICEへの執筆経験もある千葉は、絵を描くことで生きることを突破する。

大城絢
大城絢

沼地でダンスをしてみたい
“ArtAfter the Reality"(アメリカ同時多発テロ9.11の事件以後に生まれたアート)の展覧会『AFTER THE REALITY』に参加した新世代の女性アーティスト。

榎倉冴香
榎倉冴香

鳥は絵になることで強くなる

「鳥は私にとって弱いものの象徴なのです」と作者は語れど、その視線は強く、足がすくんでしまうくらいだ。どこかに芯があるという印象を受ける絵画だ。

福永大介
福永大介

梅雨さえ負ける? 湿度の絵画
4月26日(土)まで小山登美夫ギャラリーにて個展が開催されてる福永大介は、圧倒されるほどのモチーフへの執着で鑑賞者の視線を釘付けにするアーティストだ。

松原壮志朗
松原壮志朗

MIHO KANNOのリーダー!?
寓話的モチーフに彩られた絵画は、私たちに想像力を与えてくれる。「シンプルな」美しさの裏には、複雑な事情が隠れているような気がしてしまうのだ。

万代洋輔
万代洋輔

ゴミアート最前線!
森の中をくまなく歩き回り不法投棄の現場を探し当てる。万代洋輔の最終的なアウトプットは写真だが、作品は一歩森へ入ったときから始まっていると言えるだろう。

山本修路
山本修路

アーティスト兼植木屋さんのつくる松

松を題材に作品を制作し続ける山本修路は、2008年4月に開館する十和田市現代美術館のコミッションワークに参加し、大作「松 其ノ三十二」に挑んでいる。

COBRA
千葉正也

名プロデューサー“COBRA”
映像美だけが作品だと思うべからず。彼は自分自身をも作品化すると名言することを厭わない。作品か? 作家か? という二元論ではなく「作家が作品」と言い切る潔さ。

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MUSIC
MUSIC INDEX
group_inou
group_inou

2つの才能が打ち立てた、00年代の金字塔

トラックメーカーimaiと、MCのcpからなるユニット。フジロック'07やMetamorphose'06など夏フェスにも出演。今最も熱い「LIVE」を魅せてくれるグループだ。08年4月に待望の1stアルバム『FAN』を発売。

FLUID
FLUID

革命児再び 真のオルナタティブがここに!

京都の音楽祭「ボロフェスタ」の運営に関わるなど、京都を中心に全国のオルタナティブなシーンをにぎやかす3人組。04年に衝撃の1stアルバムを発表し、今年は待望の2ndアルバムをリリース予定!

nenem
nenem

都会の夜に風のような流線ミュージック

それぞれ別のバンドで活躍する5人によるインストバンド。今年は結成6年越しとなるファーストアルバムのリリース、春の渚音楽祭出演と精力的な活動が続きそうだ。

蓮沼執太 | Shuta Hasunuma
蓮沼執太 | Shuta Hasunuma

表現しがたい喜びを写しとる 才能ある音楽家

1983年生まれ。アメリカのレーベルからデビューした後、07年には国内の重要レーベルPROGRESSIVE FOrMから3rdアルバムを発表。08年夏には HEADZ より4枚目のアルバムを発表予定など、意欲的に活動中。

miimo
miimo

有名ミュージシャンによるダブの新解釈!

レピッシュ、宮沢和史バンドのtatsu(ベース)、音響フィールドで活躍する町田良夫(スティールパン)、plot.こと佐治宣英(ドラム)によるエレ&アコ・ハイブリッド・グルーブ。

乍東十四雄
乍東十四雄

期待の若手バンド登場 全員伊豆で実家暮らし!
2004年に伊豆で結成された4人組バンド。「さとうとしお」と読む。こんなにキラキラと眩しいロックバンドは久しぶりです。収録曲以外にも名曲が沢山ありますので、Myspaceなどでどうぞ。
"愛さずにはいられない!

Luminous Orange
Luminous Orange

やっぱりルミナスは凄かった

90年代に世界のオルタナティブなロック・シーンと対峙できた数少ない国内バンド。その最新作は、彼らのサウンドが時代に左右されない完成されたポップ・ミュージックであること証明している。

9dw
9dw

待ちわびた!時代を動かす才能が再点火

エモやポストロック界隈で絶大な人気を誇ったNINE DAYS WONDER。昨年からサイトウケンスケのソロ活動「9dw」へと移行し、5年半ぶりとなる3rdアルバムをリリースする。

folk squat
folk squat

静かに流れていく その優しさを掴まえて

洋楽リスナー層を中心に支持を集めている二人組宅録ユニット。普遍的なポップソングと最新のサウンドを兼備え、08年3月に4thアルバムをリリース。nhhmbaseらとレーベルメイトでもある。

circe
circe

マリンバ含む3人組が 音楽旅行へエスコート

2004年に結成された、ギター・ドラム・マリンバという特殊な編成のインストバンド。自主制作ながら非常に優れた音源を完成させ、その存在も徐々に浸透中。渋谷7th floorにて隔月でイベント主催中。

ときめき☆ジャンボジャンボ
ときめき☆ジャンボジャンボ

ユーモア溢れるドラマチックなプログレバンド

2005年に関西で結成された3ピース&pianoの4人組インストロックバンド。プログレとポップミュージックのブレンド具合が絶妙。変拍子を交えたドラマチックな楽曲展開がスリリングです。

Pq
Pq

天才的おバカバンド

2005年に結成された4人組ジャンクポップバンド。本誌6号で紹介したkotorikickが前身バンド。CRJチャート1位を獲得した他、PANICSMILE吉田肇氏からも絶賛され、徐々にその才能が世に認められつつある?

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高橋昂也
高橋昂也

壮大な世界を求めて 若き実力派映像作家

1985年愛知県生まれ。「人間を超えるものとの対話」をテーマに、宗教的、原始的なものをモチーフに取り入れた映像作品を制作している。愛知県立芸術大学在学中。

中村智道
中村智道

圧倒的な奥行き シュールな世界に注目せよ

独学でアニメーション制作を始める。初監督作品『ぼくのまち』にて、イメージフォーラム・フェスティバル2007奨励賞受賞。バンクーバー国際映画祭などでも上映される。現在、2作目を制作中。

青春組立式キット/井村征爾
青春組立式キット/井村征爾

わかりやすく、誰もが共感できる映画

夢、恋、友情…使い古されたけど決して朽ちることない青春のパーツを、独自の接着剤で組み立てるというスタイルで短編映画を制作。代表作に『蹴る女』(2005)『サイクリングヤング』(2006)等。

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