CINRA magazine

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cinra magazine vol.18
特集
特集:小説は、ワタシのためにある!
正直、小説はあまり時間がないときに読まない方がいい。読み出したら最後、ご飯を食べるのも、眠るのも、下手をしたら仕事するのも忘れて、その世界から抜け出せなくなる。なんと言うんだろう、そうドライブ感、みたいなものだろうか。時に音楽や映画を楽に越えるそのハマり方は、想像力(妄想力)豊かなワタシたちにとっての最高のヒマつぶしで、日常をちょこっと素敵にしてくれる。
これぞ最強 感動の1文を探せ
これぞ最強 感動の1文を探せ
読書家6名が選ぶ、小説6冊
読むのはたしかに億劫だけど、一緒に過ごした時間が長いから、「小説」が与えてくれた感動は心に残り続けている。
読書好きの6人が厳選してお届けする「心に残った感動の1文」。どうせヒマをつぶすのなら、本当の感動を味わってみるのも悪くないかも。
小説が音楽に勝った瞬間
小説が音楽に勝った瞬間
幻冬舎 石原正康インタビュー
山田詠美『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』、天童荒太『永遠の仔』、五木寛之『大河の一滴』、村上龍『13歳のハローワーク』『半島を出よ』。これらの話題作、聞いたことのあるタイトルもあるだろう。これらの作品は全て、ある一人の編集者によって手がけられた本なのだ。幻冬舎、石原正康。作家と読者を結びつけるこの偉大なる仕掛人は、ぼくらなんかよりもっと、小説のおかげで面倒なことになっているんじゃないかと思い、話しを聞かせていただいた。
素敵な本を紹介してくれる、素敵な本屋さん
素敵な本を紹介してくれる、素敵な本屋さん
どうせ読むなら絶対面白い本を読みたい!と思うなら、amazonよりも大型書店よりも、本気でセレクトしている本屋さんに行ってみるのが一番。しかもそういう本屋さんって、単純に本をセレクトしているだけではなかったりする。今回紹介する4つのお店は、「本屋」という空間の魅力、そして本が身近にあることの楽しさを教えてくれます。
気流舎/百年/ガケ書房/スタンダードブックストア
特集:深夜テレビ最前線
ついつい見はじめて、ついつい夜更かししてしまう。見ようと思って点けるわけじゃないのに、どうして深夜番組を“ついつい”見続けてしまうのか。この10年でテレビに双肩する「ヒマつぶしキング」に上り詰めたインターネットも、「面白さ」という点から考えればテレビの足下にも及ばない。じゃあ、「何でテレビって面白いのか?」というのがこの特集のテーマである。日本って、意外と進んでるんです。
『電波少年』のTプロデューサー、
『電波少年』のTプロデューサー、
土屋敏男インタビュー
本特集の序章は、出演者に頼らず常識外の企画力で一世を風靡した番組『電波少年』シリーズの生みの親、日本テレビの土屋敏男さんにご登場頂いた。土屋さんは現在、日本テレビの動画ポータルサイト「第2日本テレビ」にも携わるなど、「テレビ」と「ネット」それぞれの現場を知る人物でもある。土屋さんの目には、今のテレビやネット、そして日本の「コンテンツ」はどう映っているのだろうか?
いま注目したい深夜番組ガイド
いま注目したい深夜番組ガイド
ついつい見ちゃう深夜番組って、どんな魔力があるんだろう? 新しい企画が次々と生まれてくる深夜番組の最前線に迫る!
虎ノ門/やりすぎコージー/アリケン/ケータイ刑事 銭形シリーズ/ベビスマ/R30/完売劇場/着信御礼!ケータイ大喜利/歌スタ!/ケーキーズ
夜更けに、観たくもないDA PUMPを観るということ。
夜更けに、観たくもないDA PUMPを観るということ。
深夜番組は、「内容」ではなく「環境」である。内容があって環境が与えられるのではなくて、先に環境があってそこにふさわしい内容が後から与えられるのである。作り手はまずその順序で番組を定めていく。となれば観る方もその順序に倣いたい。「何故、深夜番組を観るのか」というようなイントロがあるとして、それは○○だからと宣言し、長々と議論が続くとする。その議論はおそらく「考えすぎ」である。 <続く>
特集:ヒマつぶしに、エレクトロニカで世界旅行
仕事とか宿題とか、目を背けたくなる日常から抜け出して旅に出る。それは別に現実逃避ではなくて、日常と向かい合うための、ちょっとした深呼吸みたいなものかもしれません。でもね、休暇が少なくて世界から驚かれる日本人、そう簡単に旅には出られない!のもまた事実。そこで本特集では、満員電車の車中でも、徹夜作業の最中でも、ちょっとした深呼吸をさせてくれる音楽たちを紹介します。
エレクトロニカで世界旅行!
エレクトロニカで世界旅行!
いきなり下世話な話しで申し訳ないが、エッチしてオーガズムに達するのは、あまり難しいことではありません。肌で感じて、目で感じて、音で感じて、匂いで感じて、もういっぱい快感がある。要は、「感じる」ために人間には「五感」が備わっている、という話しがしたいのである。「旅」もその五感をフル活用して楽しむものだけど、「エレクトロニカで世界旅行!」ともなれば、使えるのは聴覚だけ。それってつまり、声を聞くだけでイッちゃう、ということです。<続く>
NATURE BLISS インタビュー
NATURE BLISS インタビュー
日本人のその疲れに…
温泉よりもエレクトロニカ
「エレクトロニカ」が今、マニアックな音楽好き以外にも浸透しつつあるのは何故なのか。そこには、遠出して温泉に行かずとも、疲れちゃった日本人を癒してくれる、人と音楽の新しい付き合い方がある。毎月国内外のアーティストを世界に向けてリリースし、「エレクトロニカ」の楽しみ方を教えてくれる、NATURE BLISS のmondiiさん(PLOP/SPEKKレーベル主宰)、藤井雄悟さん(happy princeレーベル主宰)にお話を伺った。
試聴&インタビュー付き!
才能溢れる注目のアーティストたち
試聴&インタビュー付き!
才能溢れる注目のアーティストたち
実は日本って、世界からも注目を浴びる音響アーティストを数多く輩出している。そして今も、「エレクトロニカ以降」とも言える注目の新進アーティストが次から次へと飛び出してきているのだ。そこで今回、CINRAが胸を張ってオススメするアーティストに楽曲を提供してもらい、音源付きで紹介することにした。まずは是非それぞれの楽曲に耳を傾けて頂きたい。そして、あなたなりの旅に出かけてもらえたら幸いだ。
MOTORO FAAM/aus/Tatsuhiko Asano/cokiyu
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CINRA ARTICLES
CINRA ARTICLES
CINRA MAGAZINE連載&読み切りコンテンツ!
巨匠ism 
巨匠ism 
〜余は如何にしてクリエイターとなりし乎〜
第3回:伊藤ガビン
本連載では、各界の巨匠たちをゲストに招き、デビュー前夜から「オレ流(巨匠ism)」を築き上げるまでの苦労話、現在の創作活動にいたるまで、セキララに語っていただきます! 今回ご登場頂くのは、さまざまなメディアでコンテンツ開発を手がけている伊藤ガビンさん。雑誌編集やゲームの開発を手掛けているかと思えば、現代美術作家であり、美大教授でもある…。全く正体が掴めない伊藤ガビンさんに肉薄しました。
「フジワラノリ化」論
「フジワラノリ化」論
−必要以上に見かける気がする、あの人の決定的論考−
第3回:軽部アナ
文:たけだひろかず

あなたは藤原紀香の代表作を答えられますか? ですよね、答えられませんよね。この芸能人、必要以上に見かけるなあ、そういう存在を「フジワラノリ化」と名付けることとした。いつの間にか確固たる存在へ至ったその理由を徹底的に論じてみようと。渡辺満里奈、中山秀征に続く第3回は、軽部アナ。そう、フジテレビアナウンサーの軽部真一である。

ツクルの実験室 vol.03
ツクルの実験室 vol.03
第3回:思いつきで、本気で本を出版してみる。
「本をつくってみたい」と思ったことがある人は、そんなに少なくないんじゃないかと思う。そして実際ここに、「本をつくろう」と思い立ち、ほんとに出版してしまった人がいる。(有)icoccaの代表、佐野一機さんだ。本だけじゃない。カフェだって、ヘアサロンだってつくっちゃう。そこにちょっとしたうらやましさを覚えた直後、自分にもそれができてしまうんだということを突きつけられるんだ。
ARTIST toDAY
ARTIST toDAY
アーティストの1日を追う!
第3回:今村圭佑(Mrs.fictions/15 minutes made)
映画館に行くよりも、ライブハウスに行くよりも、「芝居を観に劇場に行く」のは稀なことだと思う。実は自分自身、これまでほとんど芝居を観に行かなかったのである。そう、『15 minutes made』という演劇イベントに出会うまでは。同イベントは、劇団Mrs.fictionsが2007年に立ち上げ、この1年間で4回開催された定期的なイベント。笑いも泣きも心得ている作家と役者たち、彼らが次から次へと登場してくる『15 minutes made』。その舞台裏に潜入した。
ロックフェス『do it 2008』
REPORT!!!!!
ロックフェス『do it 2008』
「テレビの中の音楽より隣で鳴ってる音楽の方がメチャクチャカッコいい」
数え切れないほど多くの音楽フェスティバルが日本各地に乱立している中、東北の地、山形で開催された『do it 2008』が大きな注目を集めた。「テレビの中の音楽より隣で鳴ってる音楽の方がメチャクチャカッコいい」をキャッチコピーに、曽我部恵一BANDやMO'SOME TONEBENDERなど名の知れた出演者の他、日本各地を賑わせているインディーズバンドが大集合。その模様をレポートした。
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ARTIST INDEX
INTERVIEW
INTERVIEW INDEX
多田玲子/レイキン・ザ・キーーインタビュー
KOSUGE1-16Oインタビュー自身で活動するガールズパンクバンド、Kiiiiiiiのアルバムアートワークから、ファッション雑誌のイラストレーションまで、そのカラフルな動物や生き物が飛び交う世界で数多くのミュージシャン・アーティストを魅了しているレイキン・ザ・キーーこと多田玲子。今年は対照的な2つの個展を同時に別々の会場で開催するなど、積極的にイラストレーション面の活動を行った彼女の作品制作について伺った。
松村麻郁インタビュー
新海岳人インタビュー松村麻郁のアニメーションを見る体験とは、まずその色彩豊かな世界に魅惑されることである。オシャレさと猥雑さをうまくミックスさせた画面は、奇抜なようでいて、どこかノスタルジックで親しみの湧く雰囲気を感じさせる。それはまるで、私たちが住む世界の隣に存在する、おとぎの国に入り込んでしまったかのような体験だ。一風変わったキャラクターたちの魅力とあいまって、独自の世界観を作り上げるアニメーション作家、松村麻郁氏にインタビューした。
マヒルノインタビュー
uhnellysuインタビューCINRAでもたびたび取り上げてきたマヒルノが、つ〜いに公式盤をリリースする。どんだけ待ったか分らないけれど、とにかく「待望」のリリースであることに間違いなし。ということで、ギター&ボーカルであり作曲の核を担う赤倉・大竹両氏にお話を伺って参りました。このバンドが生み出す音楽は、現代のロックがどこかに置き忘れてしまった非日常的な世界観を、圧倒的なスケールで体感させてくれる。まだ若いにも関わらず、玄人まで唸らせてしまうロックバンド、マヒルノにご注目あれ!
糸井幸之介(FUKAIPRODUCE羽衣)インタビュー
糸井幸之介(FUKAIPRODUCE羽衣)インタビュー羽衣の作品を観終わったあとに残るのは、心地よい生への実感だ。ライブの開放感と芝居の物語性を見事に融合した独特のスタイル。人は、FUKAIPRODUCE羽衣の作品を“妙ージカル”と呼ぶ。さながらよく出来たコンセプトアルバムを聴いているかのような感覚で体感する独特の世界は“妙ージカル”と形容せざるを得ないのだ。今日は、FUKAIPRODUCE羽衣の作・演出家である糸井幸ノ介さんにお話を伺った。
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ART
ART INDEX
多田玲子/レイキン・ザ・キーー
多田玲子/レイキン・ザ・キーー

「カラフルでシュールな動物達の世界」
自身で活動するバンド『Kiiiiiii』のアルバムアートワークから、ファッション、音楽雑誌のイラストまで幅広く活動。今年は2箇所で個展を開催している。

施井泰平
小村希史

「そびえたつ文庫の壁で本の本質に迫る」
文庫本のインスタレーションを筆頭に本質を見抜きながらもウィットに富んだ作品を発表。今年開催された個展では文庫本シリーズの新作もお目見え。

渡辺 豊
大垣美穂子

「思い出せない記憶が 生むような心地よさ」
今年3月には「WONDER SEEDS」に入選、6月には小山登美夫ギャラリーにて展示など、その確かな技量と感性が頭角を現しはじめてる。11月には第4回府中ビエンナーレ(府中市美術館)に出展予定。

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MUSIC
MUSIC INDEX
MOTORO FAAM
MOTORO FAAM

「アート好きも必聴 音で体感する芸術作品」
東京で活動する3人組音楽ユニット。06年にベルギーの人気エレクトロニカ・レーベル U-Coverからデビューアルバム『Fragments』をリリースし、07年には日本のprecoより傑作2ndアルバムを発表。

マヒルノ
マヒルノ

「話題のロックバンド 満を持してデビュー作発表」
05年夏に東京で結成された4人組ロックバンド。これまでに自主音源を3枚リリースし、2000枚を超えるセールスを記録している話題のバンド。08年11月、満を持してのデビュー作をリリースする。

wooderd chiarie
wooderd chiarie

「美しさが溢れ出る 歌ものロック進化型」

the telephones、avengers in sci-fi、mudy on the 昨晩、24-two four-、heのレコ発ツアーに招かれるなど、圧倒的なライブパフォーマンスで各方面からの支持を集める歌モノバンド。08年11月、1stフルアルバムをリリース。

赤い疑惑
赤い疑惑

「家族の物語を描いた 大傑作アルバム発表」
パンクロック、ヒップホップ、レゲエ、アフリカ音楽、お囃子などを武器に独自のロックサウンドを開拓。05年に発表された1stアルバムは各地で評判を呼ぶ。08年10月、2ndアルバムをリリース。

middle9
middle9

「踊れてオシャレな インストミュージック」
03年より現メンバー4名で大阪にて活動するインストバンド。06年にcatuneよりミニアルバムを発表し、2年半ぶりとなる今年9月、自身で立ち上げたレーベルLYONよりファーストアルバムを発表した。

シャムキャッツ
シャムキャッツ

「現代版ペイブメント? 新星ポップバンド躍進中」
07年より本格的に活動開始。2ndデモ『もちろんちょうだい』収録曲“アメリカ”がCRJ-tokyoのチャートで初登場1位を記録。主催イベントには、ゆーきゃん、トクマルシューゴ(DJ)も登場。

conchill
conchill

「淋しさを眺めてみる その強さと優しさ」
「トリップフォーク」と呼ばれる独自の音楽世界を構築し、幅広いリスナー層にリーチするポップソングで注目を集めている4人組バンド。08年9月にデビューアルバムをリリース。

no.9
no.9

「”音と共に暮らす”から生まれるサウンド」
城隆之のソロプロジェクト。前作から約一年半、8月にリリースされた『usual revolution and nine』が大きな賛辞を持って迎えられている。通算5枚目のアルバム、大いなる飛躍を遂げた音が今ここに。

あらかじめ決められた恋人たちへ
あらかじめ決められた恋人たちへ

「中毒者続出中!ピアニカによる映画的音楽」
トラックメイカー池永正二によるソロユニット。DUBやエレクトロニカを基盤としたトラックに、ピアニカの哀愁漂うメロディーと音色が響く。その切なさと美しさに、中毒者続出中!

sgt.
sgt.

「水晶のカレイドスコープに広がる世界」
クラシック、ノイズ、エモ、ジャズ、即興とジャンルレスにサウンドを融合を体現する彼ら。先月2年10ヶ月ぶりの新作、初のフルアルバムとなる『Stylus Fantasticus』をリリース。

LLama
LLama

「マルチアーティスト8人による 独創的ポップミュージック」
新進気鋭のマルチアーティスト8人が集い京都にて結成。緻密な音響と楽曲によって独創的なポップミュージックを生み出し、08年6月にリリースした1stアルバムは全国で話題を集めている。

ARTLESS NOTE
ARTLESS NOTE

「若手期待のロックバンド 新作で新境地へ旅立つ」
05年より活動を開始した3人組ロックバンド。ツインドラム(うち一人はシンセ兼任)という独特な編成から生み出される音楽はオリジナリティー満載。08年9月に、The Morningsとスプリットアルバムをリリース。

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MOVIE
MOVIE LIST
松村麻郁
松村麻郁

「キュートかつ猥雑な魅力を持つ色彩の魔術師」
1979年生まれ。大阪芸術大学映像学科卒業。黒を基調とした世界をポップな色で彩る作風で、料理の描写とキャラクターのもっちり感にはこだわりが満載。

平川紀道
平川紀道

「映画によってつながった人間関係を記録する」
1984年生まれ。大阪芸術大学在学中より多数の映像作品を手掛ける。卒業制作作品『ノゾミの冒険』がシネマアートン下北沢にて劇場公開。短編映画やネット上での映像制作等、精力的に活動中。

水尻自子
水尻自子

「映像に触感を与える若手アニメーション作家」
女子美術大学卒業。手描きやコマ撮りなどのアニメーションを中心に制作する。ユニークな視点で体の一部を捉え、独特な動きのアニメーション作り出す女性作家。

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