CINRA.NET CINRA MAGAZINE CINRA RECORDS exPoP!!!!! シンラマガジン

 

MOVIE
http://cinra-magazine.net/vol.18/link/085.html

新海岳人
http://cinra-magazine.net/vol.18/link/087.html

平川紀道
http://cinra-magazine.net/vol.18/link/089.html

並木那央矢
http://cinra-magazine.net/vol.18/link/090.html

TAKORASU
http://cinra-magazine.net/vol.18/link/091.html

 

新海岳人 日常への鋭い視線が生むユーモラスな会話劇 「会話劇アニメーション」シリーズなど、シナリオライティングをベースにおいた独特の作風で制作活動を行う。第8回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門奨励賞ほか受賞多数。文筆家としても活躍する。 流暢なセリフ回しと最小限に止められた動き。初めて彼の作品を観た時「最近、小器用に作る人が多いけどまたか」と思った。だが、観進めるうちにすっかりその世界にハマった。テンポ良く進む会話とは裏腹に受け流せないものが、彼の作品にはある。それは、日常に転がっている物事への鋭い視線だ。他人が無意識にした少しズレた挙動や言葉使い、ルーティーンな生活に抱く疑問など、ちょっとしたものへのツッコミ(注視)を作品へと昇華する。ブラックな面を持つ一方、ポップなPVや心温まる作品も作る。常に一歩引いた視線を忘れない作家だ。
平川紀道 「地動説」を実感するインスタレーション 1982年島根県生まれ。2007年多摩美術大学美術研究科修了。プログラムを用いた映像・音響インスタレーションを制作。国内のみならず、海外でも非常に評価が高い。 平川氏の新作「a plaything for the great observers at rest」(直訳:静止した偉大な観測者のための遊具)のテーマは、人間の知覚と科学的認識のズレを「地動説」を題材にして捉えることである。我々は、すでに地動説が科学的に証明されたことを知っている。しかし、日常生活において知覚しているのは未だ天動説のような世界観である。この作品では、鑑賞者が地球の自転や天体の動きなどをコントロールすることで、そういったパラドックスが強調、または隠されるのを実感できる仕掛けがなされている。
並木那央矢 "物語の向こうをみせる
天性のストーリーテラー" 1984年生。阿佐ヶ谷美術専門学校を卒業後、アルバイトをしながら制作活動を続け現在に至る。国内外のフィルムフェスティバルにてノミネート・受賞し、活躍の場を広げている。 並木那央矢の作品は、素材の質感や字幕の入れ方など、細部に渡って丁寧に作られているからビジュアル的にみて楽しい。だが、並木氏の巧さはストーリーにある。最低限の出来事を語ることで観る人の想像を膨らませ、描かれているものの向こう側をみせる。彼はそんな離れ技を飄々とやってのける(様にみせる)才能の持ち主だ。あえて難を言えば、スマートで意外性に乏しい点だが、今後の展開によっては何かとんでもないものを作ってくれるかも・・・と期待させてくれる若きクリエーターである。
TAKORASU ノスタルジックな空想世界の創造主 ペン画アーティスト・映像作家。日本デザイン専門学校卒業後、フリーランスで活動する。2007年には画集「空想世界」を刊行し、イベント・企画展・個展なども多数開催している。 まるで、宝物を詰めた小箱をそっと開けた時のような感動をTAKORASUの作品は与えてくれる。緻密に描かれた街や乗り物、ポップな草花やキノコなどが機械仕掛けのおもちゃの様にカタカタ、くるくる動き出す。空き地の片隅や学校の帰り道でちょっとした物、ビー玉や蝉の抜け殻etc.を見つけては、物語を延々と紡ぎだしていた子どもの頃を思い出す。最近、惰性で過ごし気味だと感じる人は、TAKORASUワールドへどっぷりハマってみて欲しい。日常にちょっと素敵な世界が現れるかも知れない。

自動でウィンドウが開かない方は
コチラをクリック!